ゴミ処理場というといいイメージを持たない方も多いのでは?生活になくてはならない施設ではありますが、家の近くにあるのはちょっと、、、なんて思ってしまいます。
広島にはゴミ処理場の概念を覆したアートなゴミ処理場があります。まるで現代美術みたい。映画「ドライブマイカー」のロケ地としても選ばれました。今ではちょっと話題の観光スポットになっています。
広島市環境局の中工場「エコリアム」をご紹介します。
広島市環境局 中工場について
その名の通り、広島市内の家庭やお店から排出されたゴミを焼却する施設です。いわゆるゴミ処理場。全国どこの都市にもある施設です。この中工場が一際注目を浴びるのは、その建築デザインが素晴らしいから。「エコリアム」という左右がガラス張りの通路が設けられており、巨大な処理場の設備を眺めることができます。その異様な光景は、まるで現代芸術のよう。インスタ映え間違いなしの場所ですね。
エコリアムは無料で見学することができます。さらに予約すれば、処理場内部の見学も可能です。
中工場は旧太田川と元安川に挟まれた吉島の海沿いに建てられています。広電の最寄駅からはかなり距離があり、公共交通機関はバスを利用します。無料の駐車場があるので、車で行くのが便利でしょう。
エコリアムに行ってきました!
エコリアムを見学してきましたので、その様子をレポートしたいと思います。
道路の先に巨大な建物が。これがエコリアムのある中工場です。道路からそのまま処理場に吸い込まれる構造って面白いですよね。ただ、もちろん一般車は侵入禁止です。

大きなデッキが建物へ入り込んでいます。左右の道路脇に入り口があります。デッキの先がエコリアムです。

デッキの上部に上がってきました。階段のほか、エレベーターも設置されています。

いよいよエコリアムへ。なんだか近未来な雰囲気。

ガラスの向こうに大きな設備が見えます。いやーカッコいいですね。

エコリアムは工場の中心あたりを真っ直ぐ貫くように設けられており、左右に設備を眺めながら歩くことができます。

ガラスの向こうには、所々木が植えられています。これがまたいい雰囲気を醸し出しています。

ゴミ収集車のオブジェがありました。よく見たらマツダのトラックでした。やはり広島ですね。

このような学習のブースもあります。ゴミ処理場の仕組みを勉強することができます。

エコリアムを抜けると海。気持ちの良いテラスがあります。

海ー。

まとめ
以上広島市のごみ処理工場をご紹介しました。この建築デザインも素晴らしいですが、いつでも見学できるように開放してくれているのが嬉しいですね。
無料で見学できますので、一度は訪れてみることをお勧めします。