「焼豚玉子飯」なる料理をご存知でしょうか。
愛媛県今治市といえば、しまなみ海道の四国側の終点として有名です。造船業が盛んで、タオルの製造でも名を馳せています。今治タオルは全国的に有名ですね。
そんな今治市が誇るB級グルメが「焼豚玉子飯」です。ご飯の上に焼豚と目玉焼きを乗せ、その上から焼豚のタレをかけたどんぶり。簡単な料理ではありますが、これがまた美味しいのです。
今回は焼豚玉子飯をご紹介。どこで食べられる？オススメのお店は？
今治の焼豚玉子飯って？
今治のソウルフードとも言えるのが焼豚玉子飯。市内の中華料理店の多くで、メニューに掲載されています。約60店舗で食べることができるそうです。
ん？ 中華料理店？
ジャンルとしては中華になるのでしょうか？
確かに焼豚を使っていますから、中華の派生形なのかもしれません。とはいえ、日本で進化したラーメンはすでに和食と言っても過言ではありませんから、今治生まれの焼豚玉子飯も和食と言っても差し支えないでしょう。
それはいたってシンプルな料理。もともとは「五番閣」という中華料理店のまかないだったとか。無駄な装飾がなく、確かに見た目はまかないっぽいですよね。
丼に盛ったご飯の上に、スライスした焼豚を並べて目玉焼きを重ねる。その上からタレをかけたら出来上がり。目玉焼きはトロッとした半熟状態。レンゲで崩すと、黄身が流れ出てきます。「焼豚と半熟卵とタレ」最強ですね。もうこの組み合わせを聞くだけで、食べずとも美味しいのが想像できます。それも複雑で繊細な美味しさではなく、ガツンとしたストレートな美味しさ。丼を手に持って、一気に口に掻き込みたくなります。
焼豚玉子飯。どこで食べられる？
そんな焼豚玉子飯。どこに行ったら食べられる？市内のたくさんのお店で出されていますが、食べたいならまずはここに行くべしという代表的なお店が２店あります。
焼豚玉子飯といえばまずはこの２店へ
まずは代表的な２店舗をご紹介しましょう。観光客も多く訪れるので、休日となると行列になります。人気のお店。観光で今治に訪れた際、焼豚玉子飯を食べようと思ったら、この２店で迷うことになります。
「重松飯店」と「白楽天」です。
重松飯店
真っ赤な建物に黄色のテントがよく目立つ。重松飯店は焼豚玉子飯を代表する１店です。濃いめのタレと卵か絡んで、これがまた美味しい。町中華のお店であり、焼豚玉子飯以外のメニューもおすすめです。
白楽天
焼豚玉子飯を代表するもう１店がこの「白楽天」です。ここも人気店で、休日になると駐車場待ちの車列ができるほど。甘めのタレが食欲をそそります。
他にもあるぞ！焼豚玉子飯オススメのお店
焼豚玉子飯といえば、先にあげた２店舗は欠かせません。ただ、人気のお店だけあって、休日は行列になります。上記２店以外でも、美味しい玉子飯が食べられるお店がたくさんあります。
大黒天飯店
梁山泊 共栄町店
白龍
錦海楼
菜めん
来島海峡サービスエリア
最後にご紹介したのは、サービスエリアのフードコート。えっ、街中のお店じゃないの？そう、サービスエリアでも美味しい焼豚玉子飯が食べられます。時間はないけど、せっかく今治に来たので焼豚玉子飯は食べておきたい。そんな時に、しまなみ海道の来島海峡サービスエリアがおすすめです。
